福来みかん(ふくれみかん)と発見

私の居住している地域には筑波山という山がある。
日本百名山の一つでもあるこの山の山腹で栽培されているみかん。
それが福来みかんである。
10月上旬~12月上旬までしか果実は入手できないらしく、入荷しているか不明だが真壁の直売所へ向かう。
車を走らせていると筑波山周辺のお家の庭木にそれらしい木が植えられていて、たわわに実った果実が目に入る。
やはりこの時期なんだ。
直売所でも売られているかもと期待を膨らませていると、ドライバーのマイダーリンが「ありましたよ」と車を停めた。
え?バス停に?ないじゃん。
「違います。無人販売所です」
ゲットした。
お値段百円也。
欲しかったのは福来みかんの種。
早速種を取り出すべく皮を剥くと、なんと良い香り。
そうだ、地元の方たちはこの陳皮で七味を手作りしていると聞いた。
こんなに良い香りだったのか。
これは利用しなきゃもったいないなぁ。
そして種を取り出した後の果実も頂く。
これもまた美味しい。
爽やかな香りとほんのり酸味もあり、ちゃんと甘くてなんだか懐かしい味。
良い発見であった。
種は綺麗に洗って植えた。
播種にふさわしい時期ではないだろうな・・・
できるだけ室内の暖かく明るい場所に置き、芽が出るのを待とう。

ところで、福来みかんを調べていたら興味深い情報を見つけた。
筑波大学などの研究グループが、福来みかんの果皮に抗肥満の効果、ストレス抵抗性の獲得効果があることを実験で確認したそうだ。
さらに、機能性成分について「ポリメトキシフラボノイド」(ノビレチン・タンゲレチン)が特に多いことが明らかになっているらしい。
「ノビレチン」、テレビで聞いたことがある。
たしかテレビでは、シークワーサーに豊富に含まれていて、認知症予防に効果的とのことだった。
どうやら橘にも多く含まれているらしい。
福来みかんは橘の一種と考えられているので、「ポリメトキシフラボノイド」が多いという分析結果にも納得がいく。
果実にはほとんど含まれておらず、果皮に多いとのことで、陳皮作りに気合が入る。

それにしても、世の中知らないことだらけである。

コメント

このブログの人気の投稿

スタペリフォルミスの植え替え

初めての実生~エキノカクタス・インゲンス・グランディス編~

ロフォフォラ・ウィリアムシィ・テキサーナ(烏羽玉)の実生