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アデニウムがピンチ~言い訳はできない~

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流石の師走で気が付けば今年も残り10日程となった。 本格的に寒くなり、実生のアデニウムやサボテンを室内に取り込んだのは12月の上旬頃。 しかし、室内は暖房を付けている為、夜でもそんなに室温は下がらない。 朝起きて窓を開け空気を入れ替えるまで15℃を下回ることはない。 これでアデニウムたちは休眠できるのだろうか。 多少の不安はあった。 でも、葉はほぼ落ちている状態だし、きっと休眠期に入っているのだろう。 完全に断水し、室内の日当たりの良い場所へ置く。 そして数日たった頃。 シワシワになったアデニウムを発見。 これは水不足か。 やはり暖房の効いた室内では休眠していなかったのかも。 慌てて少しだけ水やり。 そして数日後、ぶよぶよになっていた。 アデニウム・オベスム・カーネーション シワシワがぶよぶよに。 やってしまった。 休眠しているのだから多少シワシワでもよかったのかもしれない。 根を見てみるとカビっぽいものが... これはもうダメかな😢 ダメ元でカビた根を切ってみた。 他にもいくつかぶよぶよした株を引き抜き、根を見てみる。 カビは生えていないし、根は大丈夫そう。 このまま新しい土に植え替えて様子を見ようかな。 もう一株。 こちらも根は大丈夫そう。 そしてアデニウム・オベスム・Artiysounggord こちらも根はキレイ。 まだ播種から一年もたっていないアデニウム。 冬をどうやって越させれば良いのかわからない。 やはり、水やりをしてしまったこと。 それにより土の中が蒸れて根腐れしたのだろうな。 あと、暖房の効いた室内も休眠できず、よくないかな。 窓を閉め切っていて風通しも悪いし。 うーん。 今後はどうしたら良いのだろう。 断水し、天気のいい日中は外に出して日光浴。 夜に取り込んで、暖房をつけない部屋へ置くことにしよう。 断水と日光と風通し。 これが大事な気がする🐷 今日は気持ちのいいお天気。 外で日光を浴びている姿が気持ちよさそう。

福来みかん(ふくれみかん)と発見

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私の居住している地域には筑波山という山がある。 日本百名山の一つでもあるこの山の山腹で栽培されているみかん。 それが福来みかんである。 10月上旬~12月上旬までしか果実は入手できないらしく、入荷しているか不明だが真壁の直売所へ向かう。 車を走らせていると筑波山周辺のお家の庭木にそれらしい木が植えられていて、たわわに実った果実が目に入る。 やはりこの時期なんだ。 直売所でも売られているかもと期待を膨らませていると、ドライバーのマイダーリンが「ありましたよ」と車を停めた。 え?バス停に?ないじゃん。 「違います。無人販売所です」 ゲットした。 お値段百円也。 欲しかったのは福来みかんの種。 早速種を取り出すべく皮を剥くと、なんと良い香り。 そうだ、地元の方たちはこの陳皮で七味を手作りしていると聞いた。 こんなに良い香りだったのか。 これは利用しなきゃもったいないなぁ。 そして種を取り出した後の果実も頂く。 これもまた美味しい。 爽やかな香りとほんのり酸味もあり、ちゃんと甘くてなんだか懐かしい味。 良い発見であった。 種は綺麗に洗って植えた。 播種にふさわしい時期ではないだろうな・・・ できるだけ室内の暖かく明るい場所に置き、芽が出るのを待とう。 ところで、福来みかんを調べていたら興味深い情報を見つけた。 筑波大学などの研究グループが、福来みかんの果皮に抗肥満の効果、ストレス抵抗性の獲得効果があることを実験で確認したそうだ。 さらに、機能性成分について「ポリメトキシフラボノイド」(ノビレチン・タンゲレチン)が特に多いことが明らかになっているらしい。 「ノビレチン」、テレビで聞いたことがある。 たしかテレビでは、シークワーサーに豊富に含まれていて、認知症予防に効果的とのことだった。 どうやら橘にも多く含まれているらしい。 福来みかんは橘の一種と考えられているので、「ポリメトキシフラボノイド」が多いという分析結果にも納得がいく。 果実にはほとんど含まれておらず、果皮に多いとのことで、陳皮作りに気合が入る。 それにしても、世の中知らないことだらけである。

パキフィツム属グラウクムの葉割れ

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すっきりしない天気が続いている。 天気予報ではあと数日は晴れ間が見えないらしい。 そして日差しが届く週末には気温がまた一段と下がり、最低気温-1℃とか・・・⛄ 短いなぁ秋って。 そんな雨続きの日々をベランダで過ごしていたパキフィツム・グラウクムの葉が割れてしまった。 よく見ると他の葉にも割れて修復した傷跡らしきものがある。 パキフィツム属は属名が「丸々太った」を表すギリシャ語に由来するそうで、葉がとても肉厚でプクプクしている🐷 この肉厚の葉に水分をたくさん蓄えているのだろう。 水の与え過ぎが葉割れの原因かもしれない。 とりあえず雨が止むまでは室内に取り込もう。 「グラウクム」は流通名で、正式な学名は不明。 調べてもよくわからなかった。 同じくパキフィツム属の「コンパクツム」↓に似ている。 グラウクムの葉は白粉葉で、宝石を研磨したような切子面がよりくっきりして見える。 美しいファセット💎 こんな綺麗な葉に傷をつけてしまった😥 今後の水やりには注意しよ🐸

吹雪の松と桜吹雪

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冷たい雨が降り続き、ベランダの植物たちも寒いだろうな☂ と思って覗いてみたら吹雪の松が雨に濡れてキラキラしていた。 色づいた紫色の葉がとても綺麗。 同じくスベリヒユ科アナカンプセロス属の桜吹雪。 この2つ、とてもよく似ている。 何が違うんだろ? 葉の色は違うけれど、それ以外にこれといった違いがわからない。 この吹雪の松、図鑑で見たのと少し違うようにも見えるしなぁ。 とても綺麗で気に入っているから良いのだけど・・・ 違いが気になるから今度種を購入して実生から育ててみよう🌱 明日は晴れるといいな🌞

エケベリア属パールフォン・ニュルンベルグと冬が来た

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不思議と朝は寒いほうが目覚めが良い。 冷たい空気で身も毛穴も引き締まるような気がして気持ちが良いのだ。 そんな今日も早起き。 一段と冷え込んだ今朝は気温1℃。 車のフロントガラスは今冬初凍結。 近くの畑にはうっすらと霜が降りていた。 11月も後半だからこのくらい寒くて当然かもしれないけれど、最近暖かい日も多かったから冬を感じて嬉しかった朝。 そして今、外は真っ暗な午後5時半。 もう布団が恋しい。 あのぽかぽかが恋しい。 あくびが止まらない。 ベンケイソウ科エケベリア属 パールフォン・ニュルンベルグ Echeveria 'Perle von Nurnberg' 寒くなってとても綺麗に色づいたエケベリアの一つ。 葉が開き気味だけどそれも美しく見える。 Perle von Nurnberg 「ペルレフォンニュルンベルク」 ドイツ語で「ニュルンベルクの真珠」という意味。 エケベリア・ギビフローラ「メタリカ」×エケベリア・エレガンスの交配種で、ドイツ人によって作出されたそう。 春秋型の多肉が美しい季節でベランダから離れられないのだ。

実生サボテンたちの冬支度

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最近にしては暖かく感じた今日。 明日も昼間は20℃まで気温が上がる予報だけれど、明後日から一段と寒くなるみたい。 最低気温3℃との予報。 ということで夏に播種したサボテンたちを室内に取り入れた。 7月10日の播種から4か月ちょっとの実生苗。 初めての冬越し⛄ なんでもサボテンの実生苗はくっつけて植えたほうが乾燥しづらいとか・・・ 知らなかったから、1ポットに少しづつ種を蒔いてしまった。 乾燥に気をつけなきゃだわ。 緋牡丹錦 30粒播種し、20個が発芽。 そして今の時点で14個。 三角恩塚鸞鳳玉 20粒播種、17個発芽。 8月24日の時点で16個だったのが今も16個。 ストロンギロゴヌム 12粒播種、8個発芽。 今も8個。 無事に冬が越せますように。

セダム属玉つづり

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玉つづりを植え替える際にポロポロと落ちてしまった葉を土の上に置いていたら3日で芽が出てきた。 セダム属は葉挿しの成功率が高いような気がするけれど、3日で芽が出たのは驚き。 気温等の環境が適当だったのか・・・ そんなに芽が出るならもっと葉挿し用にとっておけばよかったなぁ。 ベンケイソウ科セダム属 モルガニアヌム Sedum morganianum 和名:玉つづり これは葉挿し6日目の写真↓ もともと写真を撮る習慣がなく、何かと写真を撮りまくる人を見ては 「思い出は心に刻むものよ」と思っていた。 しかしブログを書くようになって記録としての写真の大切さを知った。 そして不本意ではあるが自分の才能のなさを知った。 技術の問題なのか天性のものなのか。 謎だ。

スマホ用カメラレンズと第104回益子秋の陶器市~実生緋牡丹錦~

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気持ちのいい秋晴れが続いている。 最近スマホレンズを買った。 というか、買ってもらった。 実生のサボテンをマクロレンズで撮りたいけれど、ちゃんとしたカメラはお高くて手が出ない。 しばらくは虫眼鏡をスマホのレンズに当てて撮影していた(虫眼鏡で↓) 虫眼鏡をスマホに押し当てブレないよう息を止めて必死に実生の緋牡丹錦を狙う姿は、傍から見て少し痛々しかったのかもしれない。 スマホ用のカメラレンズがあることを知り、買ってくれた。 たくさんある中から厳選してくれたらしいコレ↓ 12Xマクロレンズで撮影。 トゲまでくっきり。 15Xマクロレンズで撮影。 さらにくっきり。 7月10日の播種から4か月程経過。 横幅5mmくらい。 最低気温が10℃を下回るようになったここ最近、サボテンだちは生長が止まったように見える。 夏の暑い時は日々の観察で目に見えて変化していたから、これは休眠期に入ったのだと思う。 水やりを控えて真冬に備えよう⛄ 買ってもらったスマホ用カメラレンズはマクロのほかに広角と魚眼レンズもセットになっていた。 使うのはマクロレンズだけだと思っていたけれど、魚眼も面白い。 「第104回益子秋の陶器市」に行った時の写真。 予算が足りなくて何も買わなかったけど、好きな作家さんのテントを覗き見るだけでも充分楽しめた。 こうして芸術に触れる機会があると自分の美的センスが少し上がるような気がする。 共販センターの狸。 お気に入り💗

エケベリア属桃太郎と恥ずかしい話

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大好きな花木センターへまた行ってきた。 ずっと気になっていたエケベリアの桃太郎をお買い得コーナーで発見。 迷わず購入。 ベンケイソウ科エケベリア属 桃太郎 Echeveria ‘Beatrice’ ぎゅうぎゅうなので株分けして植えた。 増えるといいなぁ。 爽やかな秋晴れの今日の出来事。 支払いのため銀行に行かなければいけない事を思い出した。 今日は一日外出予定は無く引きこもる気満々だったのに··· 近くだからとランニング用のジャージに着替えて外に出る。 支払いも無事に済み、コンビニへ寄って帰ることに。 適当に今日のお昼ご飯を選んでレジへ。 ちょうどフェアをやっていてくじが一回ひけるということでチャレンジ。 見事当たりくじ😊 店員さんが持ってきてくれたのは1000mlの調整豆乳。 「健康の為に飲んでくださいね」 と優しい言葉とともに手渡された。 それは良いのだけれど··· 恥ずかしいのは700円相当のお会計の内訳。 不自然なランニングウェア姿でこんな不健康極まりない選択をした自分が恥ずかしい。 しかもいつもは応募券なのに、このお会計でなぜ豆乳なんて引き当てたの。 「健康の為に飲んでくださいね」 あのベテラン主婦っぽい店員さんはバーコードを通しながら1人寂しくこれを食べている姿を想像して不憫に思ったのだろうか。 たまたまなんですよ、いつもは自炊でもっと健康的な食事をしています。 と弁明したかったけど、たぶんそこまで店員さんは気にしていない。 それでもしばらくはあのコンビニに近づけないな。 ほんの少しの外出でこんなに恥ずかしい思いをするなんて。 これがバタフライ効果? 違う、風が吹けば桶屋が儲かるというやつかしら。 とにかくちゃんとしようと思った一日だった。

エケベリア・ルンヨニー・トップシータービーと歪んだ欲望

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最近ふと考えることがある。 たくさんの種類が揃う園芸コーナーでエケベリアばかりに目がいってしまう時。 このエケベリアが本当に欲しいのか、それとも初めて買ったエケベリア(トップシータービー)を無惨な姿にしてしまったコンプレックスの裏返しなのか。 今日は休肝日と決めていてもついビールを買ってしまう時。 お酒が飲みたくて買っているのか、それともお酒を飲む楽しい時間を欲しているのか。 まぁ、お酒を買う理由は間違いなく後者なのだけど。 そう考えるとエケベリアに目がいってしまうのも単純に可愛いから、だけではない気がする。 本来トップシータービーはとても美しい姿のはず。 こんな姿に育てたのは自分。 このコンプレックスをほかのエケベリアで埋め合わせようとは、なんて驕慢なのかしら。 きっとこのトップシータービーの仕立て直しをしない限り、歪んだエケベリア欲はおさまらないのだろう。 ということで決行。 ベンケイソウ科エケベリア属 エケベリア・ルンヨニー「トップシータービー」 Echeveria runyonii 'Topsy Turvy' エケベリア・ルンヨニーからの変異種 枯れた葉を取り除き(これはこれで可愛い気がする) 清潔なカッターでスパッと。 しばらく様子を見よう。